下水工事




改装工事すべての中でもトップクラスの大変さを誇ったPART2、下水工事。
横行地区には公共下水道が整備されていないので、各家庭ごとに庭に浄化槽を埋めなくてはなりません。工事料金を少しでも節約するため、重機の作業免許を持つ社長の奮闘が始まる!想像の10倍大変だとは考えもせずに・・・。









庭にあった昔のお風呂場を取り壊し、その場所に浄化槽を埋めるための穴を掘る算段です。
が、
タイル貼りコンクリートの壁面がなかなか壊れません。コンクリートハンマーで地道に壊し進みます。


瓦礫を撤去し、いざ掘削!
が、
両手でやっと抱えられる?ぐらいの大きい石(もはや岩)が次々に出土。ラスボスは、直径が1メートルほど、推定数百キロの巨岩が出現・・・。転がしながら引きずりながら、やっと地上まで移動させて喜ぶ社長。でも、そんな岩どうするのん・・・どこに置くのん・・・


浄化槽はデリケート。斜めになっていると汚水が逆流したりと大変なことになるので、底をしっかり水平にして固めます。
砕石を敷いてならし、その上にコンクリートを打って基礎を作ります。
が、
砕石を入れて固めても固めても、地下水のせいで地面がふかふか・・・ふかふか・・・・・。水がひくのを待ちつつ、セメントを撒いて地盤を補強します。


いよいよ浄化槽がやってきた!ここで初めて、業者さんの手が入ります。
が、
大雨ー!

穴を掘り出してから2週間、今まで晴れ続きだったのですが、ここに来ての大雨。ものすごい大雨。昨晩から降り続いているらしく、穴の中は水深2~30センチほどの小池に。業者の担当さんが急遽排水装置を持ってやって来ました。


長かった・・・ここまで長かった。上部にコンクリートを打って完成。お安くするための業者さんからの提案で、自分たちの手で施行してフィニッシュしました。